社長メッセージ

中期経営計画2020を発表いたしました。世界最高の映像コミュニケーション企業を目指し、成長してまいります。

中期経営計画2020を発表いたしました

主に映像に関するBtoB事業に携わる私たちイマジカ・ロボットグループは、この約2年半でM&&Aをいくつか実施し、事業ポートフォリオも変わってきました。
2015年、映像コンテンツのメディア・ローカライゼーションを全世界展開する米国SDIメディア社を、さらには2016年に『ポケモン』等の子供向けのアニメ制作会社OLM社を買収いたしました。また、2017年4月早々に、CS/BSデジタル放送等のコンシューマー寄りの事業を担っておりましたIMAGICA TV社を株式会社WOWOW様に譲渡し、グループの内容が大きく変わってきております。


そこで、皆さまに当社グループの新たな方向性、考え方をお知らせすべく「中期経営計画2020」を2017年3月に発表いたしました。
2020年度売上高1,000億円、営業利益率5%を経営指標として掲げ、グループ経営理念とともに、「2020年にありたい姿」を明文化いたしました。世界最高レベルを目指すクリエイティブ&テクノロジー集団として、映像コミュニケーションに貢献してまいります。

事業分野の集中と深化

中期的な目標を達成していくにあたり、事業ポートフォリオの実態と従来の開示事業セグメントとの間にズレが生じてきているため、4事業セグメントに集約することといたしました。
「映像コンテンツ事業」「映像制作サービス事業(映像制作サービス/メディア・ローカライゼーション)」「映像システム事業」にカテゴライズし、それぞれの事業戦略を明確にし、会社間のシナジーを創出し、各カテゴリーを強化してまいります。
「映像コンテンツ事業」は、映像コンテンツの企画・制作を事業としているクリエイティブな会社のグループです。「映像制作サービス事業」は、従来の映像サービス事業に人材コンサルティング事業を合わせた事業と、海外でSDIメディア社が展開するメディア・ローカライゼーション事業の両方を包含しておりますが、しばらくは国内「映像制作サービス事業」と「メディア・ローカライゼーション事業」に分けて開示をしていく予定です。最後に「映像システム事業」は、従来通り映像機器の開発・販売ビジネスであります。
私たちの取り組んでいる分野は、映像コンテンツの企画から始まり、制作、それに必要な技術サービス・人的サービス、さらにはコンテンツ制作を支えるテクノロジーの開発、システムインテグレーションと揃っているだけでなく、それぞれのノウハウが相互に他分野にシナジーをもたらし、ワールドワイドでもこのような組み合わせを持ったグループはなかなか見当たりません。クリエイティビティ、テクノロジーそして、グローバルな事業展開をコアコンピタンスとして、それぞれの事業毎に戦略を明確化し集中、深化していくと同時に、グループ全体の相乗的な成長を目指してまいります。

今後の成長に向けて

映像関連市場においては、デジタル化・ネットワーク化が加速し、映像配信やVR/AR、デジタルサイネージ市場の急成長に伴う映像コンテンツ制作や映像システムソリューションへのニーズ拡大が見込まれる中で、私たちグループが掲げる2020年に向けた基本戦略は、次の通りであります。

  • 1.成長ドライバーによる事業拡大
  • 2.利益創出力の向上
  • 3.経営基盤の強化

1つ目の事業拡大とは、映像コンテンツ事業における権利(ライツ)ビジネス、映像システム事業における新技術(IoT、AI等)を利用したビジネスの展開を目指すものであり、これら中長期の成長牽引ビジネスへ先行的な投資を積極的に行っていく所存であります。
2つ目の利益創出力の向上については、メディア・ローカライゼーション事業の収益改善、国内映像制作サービス事業における高付加価値ビジネスによる利益向上、映像システム事業における高収益事業の伸長拡大をそれぞれ図ってまいります。


また、グループ拡大を志向する戦略とともに、経営基盤を強化すべく、働き方改革とコーポレートガバナンスの強化を推進してまいります。
多様な事業における多様な職種それぞれの課題を解決しながら働き方改革に取り組み、誰もが活躍できる環境づくりを行ってまいります。また、コーポレートガバナンスの強化の一環としまして、本年定時株主総会のご承認を経て、監査等委員会設置会社への移行を図りました。
以上が、中期経営計画2020の概略であります。


世界最高の映像コミュニケーション企業を目指し、成長してまいりたいと考えており、株主の皆さまにおかれましては、引き続き変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

安定した配当の維持と配当水準の向上を目指してまいります

当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要事項のひとつと位置づけております。当事業年度につきましては、当初予定のとおり、1株あたり10円の配当といたしました。
また、この度、連結業績に応じた利益配分を基本として連結配当性向の目標を30%とすることを方針の一つとして掲げました。 安定した配当の維持と配当水準の向上を目指してまいります。中長期的な視点に立ち、成長が見込まれる事業分野に経営資源を投入し、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいる所存であります。

2017年6月
株式会社イマジカ・ロボット ホールディングス
代表取締役社長 社長執行役員
塚田眞人