RECRUITMENT

株式会社IMAGICA GROUP 採用情報

社員インタビュー

求められていることの一歩先を読むことで、
皆さんの仕事にプラスαの価値を生み出せるような、そんなサポートをしていきたいです

  • K.M
  • 所属部署:ICT本部 ICT部 インフラグループ
  • 入社年度:2014年
  • 出身校:東京理科大学 工学部 経営工学科(現:情報工学科)

ー入社のきっかけを教えてください

映画、ゲーム、アニメなどが好きでしたが、クリエイティブなことは一切学んでこなかったので、自分自身がクリエイターになろうといった発想はなくて。逆に、そういった自分の好きなものを制作している人たちのことを、自分の得意な分野でサポートしたいという気持ちでした。

就活している当時はちょうどOTT(動画配信サービス)が勢いづいてきた時期で、動画コンテンツの需要はますます高まるだろうと予測して、映像系の会社を軸に絞っていました。

映画のエンドロールで「IMAGICA」という名前は知っていて、そのときちょうど「HARBOR」(※)というファイル転送のネットワークサービスを開発しているとわかり、将来性を感じて「IMAGICA」を志望したんです。

学生時代は工学部で、Webアプリケーションの開発などを行っていたので、IT系職種を志望していたところ、運よくICT部に配属され、以来ずっとICTを担当しています。

なお、2020年に、グループ内再編などでいくつかのグループ会社の管理部門がIMAGICA GROUPへ統合されたことにより、私自身もグループ会社のIMAGICA Lab.からIMAGICA GROUPへ籍を移すことになりました。

…余談ですが、高校生までは一切パソコンに触ったことがなく、「ネットで検索をかける」という行為自体どうやるのかわからなかったレベルでした。

※HARBOR…撮影後に編集へ渡すデータや、クライアントに渡す編集済(完パケ)のファイル納品データ、そしてメディアの保管データなどを、専用のネットワークインフラを活用してファイルベースで繋ぐプラットフォーム。ワークフローの隙間を結び、映像業界のすべてのお客様へ向けた専用サービス機能をワンパッケージで提供している。IMAGICA GROUPのグループ会社であるフォトロンとIMAGICA Lab.で共同開発した。テレビCMオンライン搬入サービスである「C.M.HARBOR」もその中のサービスの一つ。映像データは容量が非常に重いため、従来はHDDなどの物理メディアを通じてやり取りされることが多かった。

ーICTとのことですが、現在の業務内容を教えてください。

私の現在の業務は、グループ内におけるネットワークやインフラ・サーバなどの新規導入や更新、稼働中のものの運用などがメインです。

グループ会社の中では主に、グローバルE2E(End to End)サービスを展開するIMAGICAエンタテインメントメディアサービスとPixelogic(読み:ピクセロジック)のセキュリティ周りについてもサポートをしています。グローバルE2Eは、映画・ドラマ・アニメなどのコンテンツのカラーグレーディングや編集・MA作業等を行うポストプロダクションサービスから、完成したコンテンツを世界各地で視聴するために必要なローカライズ(吹替、字幕制作)サービス、そして、コンテンツを劇場、テレビ、動画配信などのさまざまなメディアで視聴するためのディストリビューション(流通、配信)サービスまでをワンストップで提供するということを指しているのですが(詳しくは事業紹介動画※をご覧ください)、それらはすべてネットワーク回線を介して行なわれています。コンテンツが世の中に漏れてはいけないので、クライアントからのセキュリティ体制への要望は大変厳しくなっています。なのでそういった社内のセキュリティ体制を高めることはもちろん、海外の認証機関やクライアントからのセキュリティ監査などを受けたりもしています。

※「グローバルE2E事業」事業紹介動画

ー職場の雰囲気やメンバーの人柄について教えてください。

私が所属している部署では、皆さん優しく、面白い人たちが多いです。年齢層はバラバラですが、よく共通の話題で盛り上がっています。頻繁に定例ミーティングの時間を設けているので、在宅時でもコミュニケーションが取りやすい環境です。

同僚は私がミスをしたら、すぐフォローに回ってくれますし、上司も、私が自分の意見を伝えると、その意見がしっかり通るようにサポートしてくれますので、働きやすいと感じています。

グループ会社の方達とも一緒に仕事をする機会も多いのですが、皆さん同じように優しく個性的で、話していて飽きない人たちが集まっている印象です!

ー入社後のギャップはありましたか?

イメージしていたものと大きく違う部分はなかったです。ただ、強いて挙げると、一人一人が担当する業務の幅が非常に広いということでしょうか。自分がどうなりたいか、何を軸として動いているのかを考えて行動をしないと、グループの社員の皆さんに価値を感じてもらえるようなサポートはできないんじゃないかな、という印象を持っています。もちろんその分やりがいを感じやすいですし、成長を実感する機会も多くありますよ。

ー仕事のやりがい/難しいところはどこですか?

グループの社員の方から「この作業を効率化したいんだけど」といった相談ごとを受けることが多々あります。ミーティングの中では、「このツールを入れてほしい」とか「この機能がほしい」という直接的な要望もいただきます。ただ、言われたものをそのまま導入したとして、確かにそれらの作業は多少軽減するかもしれないのですが、果たして根本的な問題は解決するのだろうか?と疑問に思うこともあります。そういった場合に、社員の皆さんが本当に実現したいこと・解決したい課題はなんなのかをあらためて確認するようにしています。社員の方が希望されていることよりも、さらに一歩先を読み、よりよい提案ができたときがやりがいを感じる瞬間です。

難しく感じるところは、相談の内容が幅広すぎること。たとえば、社内の表彰システムの制作から専門のプログラミング依頼ですとか。コロナが流行し始めたときには、VFX(※)の作業担当者がたまたま海外へ出ていて、2週間の帰国制限をされてしまったことがあったんです。お客様への納品が間に合わないので、会社支給PCを現地に送って、向こうからセキュリティを担保した状態で社内のネットワークに入ってもらうためにはどうすればいいんだろう…と頭を悩ますような難題が突然舞い込んでくることもあります…!

(※)「Visual Effects」の略で映画やテレビドラマなどの映像作品において、現実には見ることのできない画面効果を実現するために映像を加工したり、CGと合成したりする技術のこと。

IMAGICA GROUPのサーバールームにて。

ーどんな方が向いていると思いますか?

映像が好きであること、そして、好奇心旺盛なことが重要だと思います。あとは英語のドキュメントが読めるくらいの語学力と、コミュニケーション能力があるとなお良しです。

国内だけでなく海外も含めて担当することもあるので、自発的に情報を調べたり、その情報がグループ内でどう活かせるかを、自分なりに考えることができて、きちんと周りに伝えられるような方が活躍できるのではないかと思っています。

ー仕事をする上で心掛けていることは何ですか?

「グループの全体最適」という考え方を大切にしています。IMAGICA GROUPはたくさんのグループ会社の集まりなので、メインで担当しているグループ会社のことだけではなく、視野を広げて物事を見れるようになりたいですね。そのためにも、グループ内のいろいろなグループ会社の社員の方の声を拾うことを心がけています。

ーグループ内の人材交流はありますか?

入社時の新入社員研修をはじめ、その後もグループ合同での研修が多いので、グループ内のさまざまな職種の人と話す機会がありますよ。私自身もカラリスト(※)・技術・ポスプロ営業など、いろんな職種のメンバーで集まってプライベートでも仲良くしています。

グループ内においては映像制作会社とポスプロ、ポスプロとシステム会社など、「お客様」とその「担当営業」という立場になることもあるようです。「社外」とはいえグループ内の場合は、少し特別。まったくの別会社の方とのやりとりでは生まれないような立場間のコミュニケーションなどもある気がするので、親しみやすく、非常に面白い関係性だと思いますね。

グループではクリエイティブな職種の方が大半を占めているのもあり、ユーモアあふれる面白い方が多くいますよ。

(※)カラリスト…映画やCMの制作において、映像の色彩を補正・調整するカラーコレクション(カラコレ)を担当する人。

ーオフの日は何をしてますか?

アウトドアを楽しむことが多いです! 休日はキャンプに行ったり、社内の釣り好きメンバーと釣りに行ったりします。

釣りが好きすぎて小型船舶免許まで取ったのですが、免許を取ってから自分が船酔いをしやすいということに気付きました。釣りをするために船を借りて、自分で運転しているのに、だいたいいつも酔ってしまい、肝心の釣りができないで終わります(笑)。

また、何を思ったか、急にバイクに乗りたくなったため、今は大型バイクの免許取得を目指して教習所に通っています。もうすぐ免許が取れそうなので、新車のバイクも購入しました! わりとせっかちな性分で、目的地まで早く着きたい派なので、車だと遅く感じてしまうんですよね…なので、バイクで颯爽と走りたいです。

※インタビュー内容は取材時のものです(2022年11月取材)

ある日の一日(出社編)

9:30出社/メール・スケジュールチェック
退社後もメールが来ている場合があるので、昨日の退社後に来ていたメールの返信、また1日のスケジュールの確認
10:00部門定例
週に1度在宅の方はwebで、いる人は会議室に集まって先週行ったこと、今週行うこと、また困っていることなどを部門内へ共有
12:00ランチ/移動
丸亀製麺
13:30ネットワーク機材の設定
新規で機材を導入したが、現場からの要望で当初想定していた設定を変更する必要があるため、事前に作成してあった手順書を基に設定変更
16:00資料作成・確認
翌年度行うプロジェクトの資料を作成。予算策定のためのベースになるもののため、方向に問題ないか作成後、上司と確認
17:30資料修正
上司と確認したところ、少しイメージと違う箇所があったため、修正
18:30退社
19:00帰宅
夕食づくり
20:00
翌日の釣りに向けて道具の準備

ある日の一日(在宅・テレワーク編)

9:30出勤/メールチェック
業務終了後もメールが来ている場合があるので、昨日の退社後に来ていたメールの返信、また1日のスケジュールの確認
10:00グループ会社との定例会議
ICTを使用する頻度、またお客さまからの要求が高いグループ会社に関しては、グループ会社の技術部門と連携して対応
11:00設定変更
定例会議内で出たトラブル対応のため、遠隔で社内サーバ設定変更
12:00ランチ
昨日作っていたご飯を食べて、午後に備えるため、ちょっと寝る
13:00プロジェクトメンバー打ち合わせ
外部ベンダーと進めていたプロジェクト内で出た課題の整理。誰が対応しているのか、進捗はどうなっているのか確認
14:00設定変更手順確認
現場からの要望から、サーバ・ネットワークの大きな変更が週末に発生するため、同僚にレビューしてもらう用に構成図、設定変更手順などを作成し、レビュー。自宅だと大きな画面が使えるのでありがたい
16:00研修チームと発表資料作成
グループ会社を跨いだ研修の発表が近づいており、研修チームのメンバーとミーティング。資料の完成を目指す
18:00メールチェック
打ち合わせ時間が長かったため、溜まっていたメールの返信
18:30退勤

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